ラーメンの麺種

ラーメンの麺種

ラーメンの麺種について

ラーメンの麺は基本的に水と小麦粉と言うシンプルな素材でできています。

ですが世の中には様々な麺の種類があり、太さ、硬さ、形、長さなど、意外と細かい違いが沢山ありますね。

これは麺を作る上での製法による違いで、特に味や質を左右するほどの大事な役割は[加水率]にあるといわれています。

加水率とは文字通り小麦粉に対する水の分量で、この水の量の加減でまったくと言っていいほどに麺の質が変わってきます。

そこで麺の種類の紹介です。

ストレートの細麺

細麺はメジャーな麺の一つで、よく使われるのは豚骨ラーメンなどになります。

この種類の麺は茹で上がりのスピードが速く、迅速にお客様に料理の提供ができるのもメリットとなっていますね。

また味が濃い目の豚骨ラーメンに使われてる理由はスープが絡みすぎないようになっています。

ストレートの太麺

こちらの麺もよく見ますね、寒い日に食べたくなる味噌ラーメンにはこのタイプの麺がよく使われています。

やはり濃厚な味噌に太麺の相性は抜群!

細麺と比べると茹で上がりの時間はかかってしまいますが、何と言ってもこの麺は食べごたえがあります!

縮れ麺の細麺

こちらが一番レギュラーに近いのではないでしょうか?

カップ麺や袋麺等のインスタントラーメンには、この縮れ麺タイプが基本的に使われており、普通のラーメンなら元祖中華そばとイメージできるくらいの麺種になっています。

このタイプの麺はスープが麺に絡みやすく、ズルズルといけます。

太めの縮れ麺

この麺もよく味噌ラーメンやちゃんぽん等の太麺と相性の良いスープと出されていますが、近年このタイプの麺が新たな進化を遂げています。

それは極太麺と言うもので、[まぜそば]や[油そば]とはたまた[次郎系ラーメン]と言ったガツ盛り系のラーメンになります。

やはりまぜそばや油そばは読んで字のごとく麺に絡んでくるものなのでこの麺種のチョイスは妥当なものだと思います。

次郎系のラーメンは野菜がもっさりなので、それに負けない麺の量と言う意味ではこの麺の選択は間違ってはいないでしょう。

中太麺

中太麺は主に味噌ラーメンに使われている麺種になっています。

最近では横浜発祥の家系ラーメンなんかでも多く使われている定番の麺になっていますね!

ちゃんぽん屋でもこの麺がよく使われていますね。

味が濃い目なスープに合わせやすく、使いやすいイメージの麺種で中華そばから濃厚系のつけ麺まで比較的に多く使われています。

麺を選ぶ

簡単に書いただけでもこれだけの種類がある麺種ですが、組み合わせを間違えると大変なことになってしまうのがラーメンと言うものです。

家でラーメンを作りたいという方にもぜひ知っておいてほしいことがあるので紹介していきます。

組み合わせ

「麺とスープは対なるものである。」

この言葉は私が勝手に作った名言ですが、間違ったことは言っていないと思っています。

もし細麺が味噌ラーメンに入っていたら?と考えてみてください。

きっと食べる時の量や食べごたえがないと感じるのはもちろんですが、味噌等の冷めにくいスープならきっと少しの時間で麺は伸びてしまいます。

逆もしかりで、醤油ラーメンに極太麺なんて入っていたらただの嫌がらせでしかないと思います。

そこを踏まえて麺の組み合わせから、加水率について考えていきましょう。

加水率について

加水率については最初の方で説明した内容になっています。

そこで、その加水率、麺種、相性の良いスープについての説明をしていきたいと思います。

一般的な麺の加水率と言うものは、36%前後の分量になっています。

これは規定で決まっているわけではなく、地域やお店などによって変わっていきます。

こってりしたスープの豚骨ラーメンで有名な博多ラーメンなどは23~30%の加水率となっています。

その反対に、あっさりした味わいのスープで有名な喜多方ラーメンでは43%以上と言った加水率になっており、こってりラーメンの約二倍近い加水率となっています。

なのでこってり系の豚骨ラーメン店の麺は、少しもさもさした小麦の感じが伝わる麺もあるんです。

これらの情報を元に考えていくと…

こってりラーメン…加水率23~30%

普通のラーメン…加水率36%前後

あっさりラーメン…加水率43%以上

となるわけで、これに見合った加水率の麺種を選ぶ必要があるのは一目瞭然ですよね。

最後に一言

やはりラーメン屋さんは麺だけではなく、この麺にどれだけ合うスープを作られるかと言うのが一番の難題です。

麺もお店ごとに様々なこだわりの麺があり、地元の有名な製麺所でのオーダー麺など他店と被らない個性的なお店独自の麺を作り出しています!

そう考えるとラーメン屋さんは本当にすごいと思います!!!

これからも私達のようなラーメン通から、一般のラーメンが好きな方々まで幅広く笑顔になれるラーメンを届けてもらいたいものですね!